8日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易協議が進展するとの期待から買い注文が広がり、ダウ平均株価は前日に比べ、250ドル余り値上がりしました。ダウ平均株価の値上がりは、3営業日連続で、これは去年11月28日以来のことになります。
8日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日に比べて256ドル10セント高い、2万3787ドル45セントでした。
市場では、北京で行われているアメリカと中国の貿易問題をめぐる次官級協議が予定を延長して行われることになったことから、何らかの成果や進展が期待できるとして、買い注文が広がりました。
ダウ平均株価は先週金曜日以来、値上がりが続いていますが、3営業日連続の株価上昇は、去年11月28日以来になります。
市場関係者は「この1か月間、不安定な相場が続いてきたということになるが、米中協議に対してもいくぶん期待が先行しており、まだ、落ち着いたとまでは言えないのではないか」と話しています。
-- NHK NEWS WEB