鉄鋼メーカー最大手の「新日鉄住金」は、橋本英二副社長がことし4月に社長に就任する人事を発表しました。
それによりますと、新日鉄住金は10日、臨時の取締役会を開き、ことし4月1日付けで進藤孝生社長が会長に就任するとともに、橋本英二副社長が社長に昇格する人事を決めました。
橋本氏は熊本県出身の63歳。昭和54年に当時の新日鉄に入社し、常務執行役員などを経て、3年前に代表権のある副社長となり、現在はグローバル事業を担当しています。
新日鉄住金は日本発祥の鉄鋼メーカーであることを海外でも明確にするため、ことし4月1日に社名を「日本製鉄」に変更することにしていて、これにあわせて新しい経営体制をスタートさせ、国際競争力を一段と強化したいねらいがあります。
-- NHK NEWS WEB