15日夜、岡山県倉敷市で右折しようとした乗用車が対向車線を走ってきた車と衝突し、そのはずみで歩道に突っ込み50代の夫婦がはねられました。この事故で夫が死亡したほか妻も意識不明の重体となっていて、警察は乗用車を運転していた29歳の男を逮捕し、詳しい状況を調べています。
15日午後7時半ごろ、岡山県倉敷市連島町の県道で右折しようとした乗用車が対向車線を走ってきた軽乗用車と衝突し、そのはずみで歩道に突っ込みました。
この事故で歩道にいた近くに住む会社員の石原利彦さん(57)と妻の通子さん(58)がはねられいずれも頭を強く打って病院に運ばれましたが、石原さんがおよそ9時間後に死亡し、通子さんも意識不明の重体になっています。
警察は、乗用車を運転していた倉敷市の会社員、白石理大容疑者(29)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。現場は片側3車線の道路で近くに信号機はないということで、調べに対して「飲食店に入るため対向車線を横切ろうとして事故を起こした」と話しているということです。
警察は容疑を過失運転致死傷に切り替え詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB