プロバスケットボール、Bリーグで愛知県豊橋市を本拠地とする「三遠ネオフェニックス」のアメリカ人のコーチが、大麻取締法違反の疑いで東海北陸厚生局麻薬取締部に16日、逮捕されました。これを受けて、チームは16日付けで契約を解除しました。
逮捕されたのはアメリカ国籍でアソシエイトヘッドコーチのジョセフ・クック容疑者(33)で、大麻成分を含んだ液体を輸入した疑いがあるということです。麻薬取締部は認否を明らかしていません。
チームの運営会社は17日、会見を開き、北郷謙二郎社長が「スタッフがこのような事件で逮捕され、スポーツ界の皆様やファンの皆様に申し訳ない」と謝罪しました。
そのうえで、16日付けで契約を解除したと発表しました。
16日午前、練習に現れなかったため、社長が自宅を訪れたところ家宅捜索が行われていて、初めて事件を知ったということです。
クック容疑者は5年前から秋田ノーザンハピネッツや山形ワイヴァンズでコーチを務め、去年7月から三遠ネオフェニックスで真面目で熱心に指導にあたっていて、メンバーなどは驚いているということです。
-- NHK NEWS WEB