先月、相模原市で道路を横切るようにロープを張ってバイクを転倒させ、運転していた男性にけがをさせたとして逮捕された男について、横浜地方検察庁は傷害の罪で起訴しました。
起訴されたのは、相模原市南区の食品会社従業員、出來公一被告(41)です。
起訴状などによりますと、出來被告は先月26日、自宅近くの道路を横切るようにロープを張り、通りかかったバイクを転倒させて、運転していた男性に全治20日間のけがをさせたとして、傷害の罪に問われています。
付近の防犯カメラには、出來被告が立て看板を移動させるなどしてロープを張る様子が写っていて、殺人未遂の疑いで逮捕されましたが、その後の警察の調べに対し、殺意については否認していたということです。
さらに横浜地検が捜査した結果、殺意までは認められないと判断したと見られ、18日、傷害の罪で起訴しました。
-- NHK NEWS WEB