大手デパートの「高島屋」は、去年販売した贈答用の「のり」に針が混入していたという連絡が客から寄せられたため、およそ7600セットを自主回収すると発表しました。
高島屋が自主回収するのは去年5月から8月にかけて販売した「〈高島屋〉佐賀県産のり『極上』詰合せ」、合わせて7622セットです。
会社によりますと、今月に入って1人の客から長さおよそ4センチの縫い針が混入していたという連絡が寄せられ、この客はのりを食べた際に気付き、口にけがをしたということです。会社では、混入の原因は今のところわかっていないとしています。
回収の対象となるのは、商品記号が「TBー50」「TB−50B」「TBー100」「TBー51Y」「TBー81Y」「TBー101Y」の6種類で、このうち賞味期限が「2019年9月」と記載されている商品です。
高島屋は「お客様にご心配、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。再発防止の徹底に取り組みます」としています。
会社ではフリーダイヤルを設置し、午前10時から午後6時まで問い合わせなどを受け付けています。
電話番号は0120−078−801です。21日以降の受け付けは、水曜日、日曜日、祝日を除くということです。
-- NHK NEWS WEB