21日未明、松山市にある愛媛県庁の前で、高齢と見られる男性が倒れているのが見つかりました。男性は手に拳銃のようなものを持っていたということで、警察が身元の確認を進めるとともに詳しい状況を調べています。
警察によりますと、21日午前2時ごろ、愛媛県庁の前で、高齢とみられる男性が倒れているのを県庁の警備員が見つけ、110番通報しました。
警備員は、破裂音を複数回聞いたため見回りをしたところ、男性が倒れているのを見つけました。
男性は、拳銃のようなものを手に持っていて、病院に運ばれ手当てを受けているということです。
男性が倒れていた、愛媛県庁は松山市の中心部にあり、前に面した道路には路面電車が走っていて、付近には官公庁や企業などの建物のほか小学校もあります。
朝になると、通勤や通学のために自転車や徒歩で通る人が多く、県庁前に張られた立ち入りを規制するテープや警察官を見て驚く姿も見られました。
通学中の女子高校生は「いろんな人が通って私も毎日通学しているところなので、怖いなと思います」と話していました。
警察は、身元の確認を進めるとともに詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB