17年前、東京 足立区のアパートで23歳の男性が殺害された事件で、当時近くに住んでいた40代の男が犯行を自供し、任意の調べに対し「金欲しさにやった。泥棒しようと入った」などと供述していることがわかりました。２人に面識はないとみられ、警視庁は、金銭目的で殺害したとみて、21日にも強盗殺人の疑いで逮捕する方針です。
17年前の平成14年12月22日、東京 足立区島根のアパートで、１人暮らしの会社員、成嶋健太郎さん（23）が電気コードなどで縛られ、刃物で刺されたり鈍器のようなもので殴られたりして殺害されているのが見つかりました。
成嶋さんの財布などが持ち去られ、警視庁が強盗殺人事件として捜査を進めていたところ、先月、40代の男が浅草警察署を訪れ、「人を殺したので出頭した」と犯行を自供し、指紋も現場に残された犯人のものとみられる指紋と一致したことがわかりました。
その後の任意の調べに対し、男は「金欲しさにやった。泥棒しようと入った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。２人に面識はないとみられるということです。
警視庁は、盗み目的で侵入した家で成嶋さんと居合わせ、殺害したとみて、21日にも強盗殺人の疑いで逮捕する方針です。
-- NHK NEWS WEB
