日本とロシアの間でIT分野の交流を進めようと、双方の学生がコンピューターのプログラミング技術を競うコンテストが、都内で開かれました。
「日ロ学生プログラミングコンテスト」は、日露青年交流センターが21日、都内の企業を会場に初めて開きました。
日本とロシアは、いずれもコンピューターのプログラミング技術を競う世界大会で上位に入るなど、この分野をリードしていると言われています。
今回は日本から大学生や高校生など34人、ロシアからは去年、大学対抗の世界大会で優勝したサンクトペテルブルク国立大学の大学生など、22人が参加しました。
大会では2時間の制限時間の中で5つの問いを、いかに早く正確に解くかを競い、参加者たちはノートにメモをしながら、パソコンにプログラミングを打ち込んでいました。
得点の合計と解答時間を基に審査した結果、東京大学の大学院生杉森健さんが優勝しました。
杉森さんは、「ロシアはプログラミングの競技で世界で、一番強いので優勝することができてうれしいです」と話していました。
主催者によりますと、次回はロシアで開催することも検討しているということです。
-- NHK NEWS WEB