文部科学省の汚職事件で去年懲戒処分を受けた高等教育局長が、交代することになりました。
文部科学省は22日、大学などを担当する義本博司高等教育局長を交代させ、大学入試センターの理事に充てる人事を発表しました。
義本局長は去年、文部科学省の汚職事件で逮捕・起訴された元会社役員と飲食店などで同席し、10万円以上を負担させたとして、減給1か月、10分の1の懲戒処分を受けています。
後任には伯井美徳文部科学戦略官が起用されることになりました。
伯井氏は56歳。去年1月からは文部科学戦略官として高等教育の無償化などを担当しています。
伯井氏は22日付けで、義本氏は23日付けで発令されます。
-- NHK NEWS WEB