大型ペットボトル入り飲料の値上げが相次いでいます。「アサヒ飲料」は「カルピス」など24品目の希望小売価格を、ことし5月の出荷分から1本当たり20円値上げすると発表しました。
発表によりますと、「アサヒ飲料」は、1.5リットルと2リットルのペットボトル入り飲料のほとんどの希望小売価格を、ことし5月1日の出荷分から値上げします。
対象となるのは「三ツ矢サイダー」、「カルピスウォーター」、「十六茶」、「おいしい天然水 富士山」など24品目で、値上げ幅はいずれも1本当たり20円となります。
値上げについて、会社は容器や包装材の価格上昇に加え、物流費の高騰が主な要因だとしています。
値上げをするのは、消費税率の引き上げ以外では初めてだということです。
大型ペットボトル入り飲料では、「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」がことし4月1日の出荷分から、「サントリー食品インターナショナル」がことし5月1日の出荷分からそれぞれ値上げを予定しています。
-- NHK NEWS WEB