教育現場でICT=情報通信技術を活用した授業の導入が進む中、埼玉県志木市の幼稚園で、園児の活動にタブレット端末を使っている様子が公開されました。
埼玉県志木市の足立みどり幼稚園は、ICTに親しんでもらおうと、今年度から毎月1回、園児の活動にタブレット端末を活用しています。
29日は幼稚園関係者や保護者などに公開され、年長クラスでは、宇宙をテーマに描いた星や宇宙人などの絵をタブレット端末のアプリのカメラで撮影すると、絵が動き出す技術を体験しました。
プロジェクターに自分の描いた絵が動く様子が映し出されると、園児たちは歓声をあげていました。
この教育アプリを開発している企業によりますと、アプリを導入する幼稚園などは、昨年度に比べて10倍に増えているということです。
参加した園児は「自分の絵が動いて楽しい」と話していました。
足立みどり幼稚園の大熊啓太理事長は「ICTを活用して、子どもたちの力を育てていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB