プロ野球・ヤクルトの沖縄キャンプは3日目。昨シーズン、大リーグから復帰し、セ・リーグ4位の打率をマークしたベテランの青木宣親選手が最年長での首位打者のタイトル獲得を目指し、新しいバットを使った練習に取り組んでいます。
ヤクルトは1日から沖縄県浦添市でキャンプを行っています。
チーム野手最年長の37歳・青木選手は、大リーグからヤクルトに復帰して2年目のキャンプで、積極的に大きな声を出してチームの雰囲気を盛り上げています。
青木選手は昨シーズン、セ・リーグで4位の打率3割2分7厘をマークしましたが、バッティング練習ではさらなる進化を求めて、グリップが去年より細い海外メーカーのバットを試しています。
これは去年、ミスショットが多かった反省からの取り組みで、確実性を高めるために打つポイントのずれを改善するのがねらいだということです。
昼休みを使ったフリーバッティングで、青木選手は新しいバットの感触を確かめながらライナー性の鋭い打球を左右に打ち分けていました。
青木選手は新しいバットについて、「感触はよく、自分の思ったとおりのバッティングできている。このまま使っていこうと思う」と手応えを口にしました。
そのうえで、獲得すれば史上最年長となる37歳での首位打者に向けて「もちろん取りたい。それぐらいの数字を残してチームに貢献したい」と意欲を見せていました。
-- NHK NEWS WEB