2日、クレジットカードの決済システムに障害が起き、カードの決済ができなくなったことを受けて、経済産業省はシステムの運営会社に再発防止を求めるとともに障害の原因を調べています。
クレジットカードの決済システムを運営している「日本カードネットワーク」では、2日午後9時50分ごろから40分余りにわたって、システムに障害が起きました。
このトラブルで一時、複数の会社のカードの決済ができなくなり、ネット通販での商品の購入などに広く影響が出ました。
これを受けて経済産業省は、日本カードネットワークに対し、3日、口頭で障害の原因究明と再発防止を求めました。
経済産業省は4日も会社側から聞き取りを行っていますが、これまでの調べで通常のシステムが故障したため、代わりのシステムに一時、データを移行したあと、元に戻そうとした際に、何らかの原因で両方のシステムがともにダウンしたことが分かりました。
日本カードネットワークでは、おととし4月にも決済ができなくなるトラブルが起きていて、経済産業省では引き続き、会社から話を聞くなどして原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB