週明けの23日の東京株式市場は、トランプ大統領が保護主義的な貿易政策を推し進める方針を表明したことから投資家の間で警戒感が広がり、日経平均株価は250円近く値下がりして1万9000円を割り込みました。
日経平均株価、23日の終値は、先週末より246円88銭、安い、1万8891円3銭。東証株価指数=トピックスは、18.83下がって、1514.63でした。1日の出来高は17億7770万株でした。
市場関係者は「トランプ大統領は、投資家が期待を寄せていた大胆な財政出動ではなく、保護主義的な貿易政策を優先させると受け止められ、投資家の間ではリスクを避けようという警戒感が広がっている。日本では今週から企業の決算発表が本格化し、企業業績の内容も投資家は注目している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB