大手コンビニのローソンは、埼玉県内にある2つの加盟店が、店内で調理した弁当やパンの消費期限を改ざんしていたと発表しました。会社は先月、この2店舗を閉店させました。
発表によりますと、ローソンの埼玉県三郷市にある加盟店、三郷天神一丁目店では平成28年7月のオープンから2年半の間、三郷彦糸店では平成26年7月から3年程度の間、消費期限を改ざんしていたということです。
2つの店舗で改ざんが行われていたのは、店内で調理された弁当やサンドイッチなどで、従業員が売れ残った商品のシールを張り替えて、定められた期限よりも7時間長く販売していたとしています。
会社によりますと、消費期限を過ぎた商品は1店舗当たり1日に15個程度、販売されていたと見られるということですが、これまでのところ、健康被害の連絡はないということです。
先月17日に利用客からの連絡で発覚し、会社は保健所に連絡したうえでオーナーとの契約を解除し、この2店舗を閉店させました。
ローソンは「お客様には、迷惑をおかけし、深くおわびする。全店で再発防止を図り、信頼回復に努めていく」としています。
商品を購入した人にはレシートと引き換えに返金に応じるとしていて、問い合わせ先は0120ー066−307で、午前9時から午後6時まで対応しています。
-- NHK NEWS WEB