愛知県津島市で、生後2か月の長男に暴行を加え、頭などに大けがをさせたとして、23歳の父親が傷害の疑いで逮捕されました。警察によりますと、父親は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、津島市唐臼町の会社員、高木凌容疑者(23)です。
警察によりますと、高木容疑者は、今月上旬から6日までの間に、自宅のマンションの部屋で、生後2か月の長男に暴行を加え、硬膜下血腫などの大けがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。
6日夕方に、母親が「長男がミルクを飲まない」と言って病院に連れて来たということで、長男の体に複数のあざがあったことなどから、病院が児童相談所に連絡していました。
児童相談所は、虐待の疑いがあるとして、すぐに長男を保護し、通報を受けた警察が7日、高木容疑者を逮捕しました。長男は命に別状はないということです。
警察によりますと、調べに対し「長男を抱き上げて『高い高い』はした。あざは自分が口で強く吸ってできたものだ」などと供述し、容疑を否認しているということです。
高木容疑者は、妻と1歳の長女、長男の4人暮らしで、警察が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB