千葉県多古町で6日夜、住宅が全焼し、この家に住む57歳の男性が死亡した火事で、焼け跡から別の男性1人が遺体で見つかりました。警察は、遺体の男性は80代の父親と見て確認を進めています。
6日午後11時40分ごろ、多古町林の住宅から火が出ていると、近くを通りがかった人が消防に通報しました。火は約8時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅や同じ敷地にある離れ、それに倉庫の合わせて4棟が全焼しました。
この火事で、離れに住んでいた会社員の木川政義さん(57)が病因に搬送されましたが、死亡しました。
また、7日午後1時半ごろ、母屋で別の男性1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、亡くなった木川さんは80代の父親と父親の70代の弟の3人で暮らしていて、火事のあと、父親と連絡がとれなくなっているということです。
警察は、遺体の男性は80代の父親とみて確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB