8日の東京株式市場は午後に入ってほぼ全面安になり、日経平均株価は一時、400円を超える値下がりになりました。アメリカと中国の貿易摩擦への懸念などから売り注文が増えています。
市場関係者は「アメリカのトランプ大統領が中国との首脳会談について、貿易交渉の期限である来月1日までには予定はないと述べたことで、米中間の合意が難しい状況になっているとの懸念が広がっている。ピークを迎えた国内企業の第3四半期決算で業績の見通しを下方修正する企業が目立っていることも投資家の心理を冷やしている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB