8日の東京株式市場、日経平均株価は400円余り値下がりし、およそ1か月ぶりの安値水準になりました。アメリカと中国の貿易交渉の先行きに対する懸念から売り注文が広がりました。
日経平均株価、8日の終値は7日より、418円11銭安い、2万333円17銭で、終値としておよそ1か月ぶりの安値水準になりました。
東証株価指数=トピックスは29.63下がって、1539.40。
1日の出来高は14億6383万株でした。
市場関係者は「トランプ大統領が貿易交渉の期限である来月1日までに中国と首脳会談をする予定はないと述べたことで、米中間の合意が難しい状況だという懸念が広がった。発表がピークを迎えた国内企業の第3四半期決算で、業績の見通しを下方修正する企業が目立っていることも投資家の心理を冷やした」と話しています。
-- NHK NEWS WEB