成田空港で入国審査の途中だったベトナム人の女が、10日、手続きを終える前に逃走したことについて、山下法務大臣は「厳格な水際対策が求められている中のことで、極めて遺憾だ」と述べ、再発防止に取り組む考えを示しました。
10日に逃走したベトナム人は、前日に成田空港に到着し、その際の入国審査で「技能実習生として入国したい」と説明したものの、受け入れ先での実習を終えていたため、改めて審査を行うことになっていたということです。
山下法務大臣は記者会見で「警察と連携して身柄の確保に向けて捜索中だ。厳格な水際対策が求められている中での発生は極めて遺憾だ」と述べました。
そのうえで、航空会社などと十分な連携を図りながら、再発防止に取り組む考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB