飲食店やコンビニなどのアルバイト従業員による不適切な行動を写した動画がネットに相次いで掲載され、問題になっていることについて、経団連の中西会長は企業が従業員教育などを見直し、再発防止を図るべきだという考えを示しました。
このところ、飲食店やコンビニなどのアルバイト従業員による店内での不適切な行動の動画がインターネット上に掲載され、企業側が謝罪したり、法的措置を検討したりする事態が相次いでいます。
これについて、経団連の中西会長は、12日の記者会見で「やってしまった人に対する措置はいろいろと厳しいことはあったとしても、経営者として考えれば、やはり仕組みから直していかないとうまくいかない。個人の善意に依存したオペレーションは、どこかでほころびが出る」などと述べ、企業がアルバイト従業員に対する教育や訓練の見直しを含めて、再発防止に取り組むべきだという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB