およそ1000億円の負債を抱えて破産手続き中で、今月警視庁の捜索を受けた「ケフィア事業振興会」の関連会社の元代表が自宅で死亡しているのが見つかり、警視庁は自殺とみて調べています。
死亡したのは東京の通信販売会社「ケフィア事業振興会」の代表の息子で、関連会社の51歳の元代表です。
警視庁によりますと、13日東京 中央区の自宅マンションで遺体で見つかったということで、現場の状況などから自殺とみられています。
「ケフィア事業振興会」は、加工食品のオーナーになれば10%前後の利子をつけて払い戻すなどとして資金を集めていましたが、支払いが滞って破産手続きが進められていて、負債総額は1000億円を超えるということです。
警視庁は、今月6日に出資法違反の疑いで本社を捜索するとともに、関係者から話を聞くなどして捜査を進めていました。
-- NHK NEWS WEB