横浜市で、生後3か月の長男を揺さぶったり布団に投げたりして脳を損傷するなどの大けがをさせたとして、32歳の父親が傷害の疑いで逮捕されました。長男の体にはほかにもあざがあるということで、警察は日常的に虐待していた疑いもあるとみて調べています。
逮捕されたのは横浜市西区老松町の会社員、服部慎容疑者(32)です。
警察によりますと、服部容疑者は先月上旬から13日にかけて自宅アパートで生後3か月の長男の両腕をつかんで上下に揺さぶったり布団に投げつけたりする暴行を加え、脳を損傷するなどの大けがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
調べに対し、「そんなに強くは揺さぶっていない」などと供述しているということです。
服部容疑者は、妻と2人の子どもの4人暮らしで、13日、けいれんを起こした長男を母親が病院に連れて行ったことで事件が発覚したということです。
長男は、急性硬膜下血腫などと診断されて入院しています。
長男の体には、下腹部などに複数のあざがあるということで、警察は、服部容疑者が日常的に虐待していた疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB