14日夜、東京文京区の地下鉄の駅前で男女２人が男に切りつけられて重軽傷を負った事件で、逮捕された男は「２人が勤める会社を辞めさせられて恨みがあった」と事件の動機について供述していることが分かりました。警視庁は一方的に恨みを募らせて襲ったとみて調べています。
14日夜８時すぎ、東京文京区の東京メトロ後楽園駅前の歩道で、近くの会社に勤める66歳の役員の男性と58歳の社員の女性がナイフで切りつけられ、顔などに重軽傷を負いました。
殺人未遂の疑いで逮捕された住所不定・無職の金田隆志容疑者（26）は、被害者と同じ会社に勤めていたということですが、その後の調べに対し、事件の動機について「女性に会社を辞めさせられて恨みがあった。男性の後ろ盾もあったはずだ」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。
そのうえで「会社を辞めさせられたあと、インターネットを通じてナイフを購入し、以前から２人をねらって後をつけていた」と供述しているということで、警視庁は一方的に恨みを募らせて計画的に２人を襲ったとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB
