カレーチェーン最大手の「CoCo壱番屋」は、人件費の上昇などを受けて来月1日から大部分の店舗で主力のポークカレーを値上げすると発表しました。
「CoCo壱番屋」は、全国に1200店余りを展開していますが、来月1日から大部分の店舗で主力のポークカレーと甘口ポークカレーを値上げします。
全国的な値上げは、およそ2年ぶりだということで値上げ幅は21円となります。
東京23区内や横浜市、川崎市にある店舗の場合、1皿の価格が現在の484円から505円に、また、本社がある愛知県では463円から484円に値上がりします。
理由について会社側は、人手不足を背景にパートやアルバイトの人件費が上昇していることや、コメの仕入れ価格が値上がりしているためだとしています。
外食大手では、人件費や原材料価格の上昇でコーヒーチェーンの「スターバックス コーヒー ジャパン」も、15日から主力商品の大半を値上げしています。
-- NHK NEWS WEB