14日、埼玉県春日部市のプラスチック加工会社の工場で起きた火災は出火から21時間近くがたった15日午後2時すぎに消し止められました。警察と消防は今後、火事の原因を詳しく調べることにしています。
14日夕方、春日部市豊野町のプラスチック加工会社、「東京山陽プラス」の2階建ての工場から火が出て、この工場と別の工場、それに3階建ての事務所の合わせて3棟が全焼しました。
この火事では工場の屋根が落下して、炎上するプラスチックに直接放水できなくなるなどしたため、消火活動が難航し、夜を徹した消火活動の結果、火は出火から21時間近くがたった15日午後2時20分に消し止められました。
火が出た当時、工場や事務所には従業員4人がいましたが、全員が避難し、けがなどはありませんでした。警察と消防は今後、火事の原因を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB