浜松市の住宅で、57歳の父親を金属バットで殴って殺害したとして22歳の息子が逮捕された事件で、父親の頭などには繰り返し殴られたような痕のあることが、警察への取材でわかりました。警察は事件に至ったいきさつを調べています。
23日午前4時前、浜松市東区龍光町の会社員、増田圭介さん(57)の住宅から、男の声で「父親を殺した」と110番通報があり、警察が駆けつけたところ、増田さんが1階の部屋で頭から血を流して倒れているのが見つかりました。
増田さんは病院で死亡が確認され、警察は住宅の中にいた、息子で無職の亮太容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕しました。これまでの調べによりますと、亮太容疑者は「金属バットで父親を殺害した」と供述し、みずから通報していたいうことです。
その後の調べで、増田さんの頭などには、繰り返しバットで殴られたような痕のあることが、警察への取材でわかりました。部屋からは血のついた金属バットが見つかっているほか、激しく争ったような跡があったということで、警察は事件に至ったいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB