東京 上野動物園のメスのジャイアントパンダ、シャンシャンの父親のリーリーと、母親のシンシンが来園してから今月で8周年を迎え、動物園では記念のイベントが開かれ、多くの家族連れなどでにぎわっています。
シャンシャンの父親のリーリーと母親のシンシンは2011年に来園し、今月21日で8周年を迎えます。
これを記念して、動物園ではイベントが開かれ、中国から旅客機で輸送されるときに使用された重さ250キロのおりが展示されています。
動物園によりますと、移動の途中で餌や水をやりながら、約30時間かけて運んだということで、来園当時、父親のリーリーは不安な声で鳴いていた一方、母親のシンシンは餌をしっかり食べていたということです。
現在、いずれも13歳で、活発に動き回ったり餌の竹などを食べたりして、元気に過ごしているということです。
このほか、ジャイアントパンダにまつわるクイズ大会も行われ、多くの家族連れなどが参加してパンダの生態について楽しみながら学んでいました。
動物園を訪れた41歳の会社員男性は「リーリーとシンシンの子どもが新たに産まれることを期待しています」と話していました。
-- NHK NEWS WEB