18日朝、名古屋市守山区で交通事故の相手を車のボンネットに乗せたままおよそ150メートル走り続けたとして、78歳の会社役員が殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察によりますと、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは愛知県春日井市の会社役員、井戸敬司容疑者(78)です。
警察によりますと、井戸容疑者は18日午前8時半ごろ、名古屋市守山区竜泉寺の県道で乗用車を運転中、29歳の会社員の男性が運転するミニバイクとミラーどうしが接触しました。
車がそのまま走り去ろうとしたため、男性が立ちはだかって阻止しようとしたところ、車は急発進して男性をボンネットに乗せたままおよそ150メートル走り続けたということです。
男性にけがはありませんでした。
この1時間半後に井戸容疑者が出頭したため警察は殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、男性をボンネットに乗せて走ったことは認めていますが、「殺意はなかった」と供述して、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB