去年10月、大阪市で路線バスの運転手がドアを閉め忘れて、バスがドアを開けたままおよそ140メートルにわたって走行していたことが分かり、会社は利用客に陳謝するとともに今後、運転の基本動作の徹底を図ることにしています。
大阪市内で路線バスを運行している「大阪シティバス」によりますと、去年10月、此花区内の停留所をバスが発車する際に、運転手が後方のドアを閉め忘れ、ドアを開けたまま次の停留所までのおよそ140メートルを走行したということです。
当時、利用客数人が乗っていましたがけが人はいなかったということです。
バスにはドアが開いていると走行できない装置がついていたものの、当時は故障していたということです。
運転手から会社への報告はありませんでしたが、乗客が投稿したとみられるツイッターの動画を見たという人から連絡があり、発覚したということです。
大阪シティバスは「お客さまに深くおわび申し上げます。ドアの開閉確認など基本動作の徹底や機器の点検の強化を図り、安全確保に万全の措置を講じます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB