民間の気象会社などが発表した最新のサクラの開花予想によりますと、この春のソメイヨシノの開花は、全国的に平年より早く、最も早いところで福岡市が3月16日と予想されています。
日本気象協会が21日発表した、この春のソメイヨシノの開花予想によりますと、
▽最も早いのが福岡市で来月16日
▽熊本市と高知市で来月17日
▽名古屋市と松山市で来月19日
▽東京の都心で来月20日
▽大阪市で来月22日
▽金沢市で来月29日
▽新潟市で4月3日
▽仙台市と長野市で4月5日
▽札幌市で5月1日
などと、平年に比べて1週間前後早く開花するところが多いと見込まれています。
また「ウェザーマップ」が発表した予想では、
▽福岡市で来月17日
▽高知市で来月18日
▽名古屋市で来月21日
▽東京の都心で来月23日
▽大阪市で来月25日
▽仙台市で4月8日
▽札幌市で4月29日
などと予想されています。
日本気象協会は「ことしの冬は寒気の流れ込みが持続せず、気温が平年より高くなるなど暖冬傾向となっている。冬の寒さで花の芽が目覚める「休眠打破」は遅れているとみられるが、これから来月前半にかけても気温の高い日が続くと予想され、全国的に平年より早い開花が見込まれる」としています。
気象会社などは今後も最新のデータに基づき開花予想を発表する予定です。
-- NHK NEWS WEB