天皇陛下の即位30年を記念した切手の販売が、22日から全国の郵便局などで一斉に始まりました。
このうち、東京・千代田区の大手町郵便局では、朝から記念切手を買い求める人たちが次々と訪れていました。
記念切手は2種類の82円切手が10枚セットになっていて、価格は1シート820円で、100万シート用意されています。
切手には、天皇陛下が幼少期にお召しになっていた着物の模様をもとに鶴や亀、それに菊の花がデザインされているほか、シートの余白には、皇后陛下が海外を訪問された際にお召しになったイブニングドレスの花文様などが描かれています。
また、記念切手とあわせて天皇皇后両陛下の写真や切手のデザインの由来が書かれた「切手帳」も、1部1500円で販売されています。
切手帳を買い求めた69歳の男性は「喜びを皆で分かち合いたいと思い購入しました。家族で大切にしたいと思います」と話していました。
記念切手と切手帳は、全国の郵便局のほか、インターネットでも販売されています。
-- NHK NEWS WEB