秋田県の山あいを走る秋田内陸線で、車窓の雪景色をつまみに地元のワインを楽しむ「雪見利き酒列車」が運行されました。
この特別列車は、秋田県の北秋田市と仙北市を結ぶ秋田内陸線が全線開業からことしで30周年を迎えることを記念し、企画されたものです。
車内には、県内のメーカーが作った赤ワインとプラムワインの2種類が用意されました。
列車の車窓には雪に覆われた田園地帯や渓谷の景色が広がり、およそ30人の乗客はワインのボトルを開けると早速乾杯して、およそ2時間の旅を楽しんでいました。
秋田市から来た25歳の女性は「ワインは甘く、ぶどうの味がしっかりしていておいしかったです。きれいな雪景色も見ることができて最高の旅でした」と話していました。
来月2日には車内で地元のどぶろくやおでんを楽しめる特別列車が運行される予定です。
-- NHK NEWS WEB