24日午前、石川県白山市のスキー場で小学5年生の男の子がコース脇の立ち木にぶつかり、死亡しました。
24日午前10時前、白山市尾添の「白山一里野温泉スキー場」で「男の子がコース脇の木にぶつかって倒れている」と、近くで滑っていた人から消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、倒れていたのは石川県野々市市の小学5年生、今井颯人さんで、ヘリコプターで病院に運ばれましたが、首を強く打っていてまもなく死亡しました。
現場は標高1050メートルの山頂からふもとまでのおよそ3キロを、雪が積もった林道をたどって降りる初級・中級者向けのコースで、今井さんはスタート地点の山頂付近で倒れていたということです。
スキー場を管理している会社によりますと、事故当時は晴れ間が広がり、風も弱かったということです。
今井さんは家族と一緒にスキーに来ていたということで、警察は、コースからそれて立ち木に衝突したとみて詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB