24日、石川県白山市のスキー場で小学5年生の男の子がコース脇の立ち木にぶつかり死亡した事故を受けて、スキー場を管理する会社が周辺にネットを張るなどの緊急対策を取りました。
24日、石川県白山市の「白山一里野温泉スキー場」で野々市市の小学5年生、今井颯人さん(11)がカーブ手前のコースの脇で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが首を強く打っていて死亡しました。
警察などは誤ってコースから外れて立ち木に衝突したと見ています。
事故を受けて、スキー場の管理会社は現場の周辺で新たにおよそ20メートルにわたってネットを張ったほかコース脇の立ち木にクッションを巻きつけるなどの緊急対策を取りました。
会社によりますと、周辺ではこれまでスキーヤーによる事故はなかったということですが、会社は今後見回りの回数を増やすことなども検討するとしています。
金沢市から来た38歳のスキー客の男性は「現場の傾斜は緩やかなので事故が起きたと聞いて驚いている」と話していました。
-- NHK NEWS WEB