中学1年生の長男を仙台市の自宅で殴るなどして、全身打撲のけがをさせたとして、父親が傷害の疑いで逮捕されました。父親は「しつけのためにやった」と容疑を認めているということで、警察は虐待を繰り返していた疑いがあるとみて、詳しく調べています。
逮捕されたのは、仙台市青葉区の会社員、伊藤崇容疑者(45)です。
警察によりますと、伊藤容疑者は先月中旬ごろ、自宅で中学1年生の12歳の長男の顔や足などに殴る蹴るの暴行を加え、およそ2週間の全身打撲のけがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。
警察の調べに対して、「しつけのためにやった」と供述し、容疑を認めているということです。
伊藤容疑者は暴行したあと、みずから児童相談所に「殴ったり蹴ったりしてしまった」と連絡し、長男を保護した児童相談所が警察に通報したということです。
児童相談所によりますと、伊藤容疑者はこれまでにも数回、長男に暴行したとして、児童相談所から指導を受けていたということです。
警察は虐待を繰り返していた疑いがあるとみて、詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB