「NTTドコモ」が、アメリカの娯楽大手、「ウォルト・ディズニー」と連携し、映画やアニメの配信サービスを新たに始めることが分かりました。
関係者によりますと、NTTドコモは、ウォルト・ディズニーと連携して、来月から日本で動画の配信サービスを始めるということです。
具体的には、「ディズニー・アニメーション・スタジオ」や「ピクサー」、「マーベル」、「ルーカスフィルム」の4つのスタジオの映画やアニメをスマートフォン向けなどに配信する計画です。
スマホの契約者数が頭打ちになっているうえ、携帯電話料金の値下げを迫られるなど、国内の携帯各社を取り巻く事業環境は厳しくなっていて、新たな収益源の確保が課題になっています。
こうした中でNTTドコモは、Jリーグなどの放映権を持つイギリスの会社と連携してスポーツ中継の配信を行うなどしていて、知名度の高いディズニーとの連携で新たな顧客の獲得を目指すねらいです。
動画配信をめぐっては、auの「KDDI」も、アメリカの「ネットフリックス」と提携しています。
-- NHK NEWS WEB