25日夜、千葉県山武市にある木材加工会社の工場で住み込みで働く71歳の男性が死亡しているのが見つかり、警察は遺体や現場の状況から殺人事件と断定して捜査しています。
25日午後10時40分ごろ、千葉県山武市埴谷にある木材加工会社の従業員から、「人が倒れている」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、住み込みで働いている譽田一夫さん(71)が、工場内の居住用スペースで倒れて死亡しているのが見つかりました。
警察によりますと、譽田さんに目立った外傷はなく、死因はまだわかっていませんが、顔が変色していたということです。
また、捜査関係者によりますと、手足をひものようなもので縛られていたということです。
警察は、遺体や現場の状況などから殺人事件と断定して26日、捜査本部を設置しました。
詳しい死因を調べるとともに、不審な人物が目撃されていないかなど、100人態勢で捜査を進めています。
現場は、JR総武線の八街駅から4キロほど離れた周辺に畑や民家が点在する地域です。
-- NHK NEWS WEB