経済成長が続くベトナムからの観光客を増やそうと、北海道斜里町で、現地の旅行会社の担当者などに流氷を体験してもらうツアーが開かれました。
このツアーは、ベトナムの人たちに冬のオホーツク海側の魅力を知ってもらおうと、大手航空会社が開きました。
26日は、ベトナムの旅行会社や報道関係者など16人が世界自然遺産の知床を訪れ、斜里町ウトロの海岸で、ドライスーツを着て、流氷の上を歩く「流氷ウォーク」を体験しました。
参加した人たちは、ガイドに案内されながら流氷の上を慎重に歩き、流氷と一緒に海に浮かんだり、その様子を写真に収めたりして楽しんでいました。
女性の参加者は「流氷の上を歩くことができて、とてもおもしろかった。すばらしい体験だと思います」と話していました。
ツアーを企画した日本航空北見支店の大平孝支店長は「オホーツクの食や自然を満喫してベトナムに広めてほしい」と話していました。
一行は来月1日まで滞在し、紋別市や北見市でアザラシとのふれあいや焼き肉などを楽しむことになっています。
-- NHK NEWS WEB