28日夕方、埼玉県小川町の県道で路線バスが店舗兼住宅に突っ込み、乗客と運転手合わせて8人がけがをしました。このうち運転手は重傷で、乗客は軽傷とみられるということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。
28日午後4時50分ごろ、埼玉県小川町小川で「路線バスが建物に突っ込んだ」と、近くにいた女性が消防に通報しました。
警察によりますと、乗客11人を乗せた路線バスが県道沿いの自転車販売店兼住宅に突っ込み、乗客のうち男女7人と58歳の男性運転手の合わせて8人がけがをして病院に運ばれたということです。運転手は重傷とみられ、乗客はいずれもけがの程度が軽いとみられるということです。
また、当時店舗兼住宅には男女2人がいましたが、けがはありませんでした。
バスは運行経路を外れて事故を起こしたとみられていますが、バス会社によりますと、出発前に営業所で行った検査では運転手の健康状態に異常はなかったということです。
引き続き、警察が事故の詳しい原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB