経団連がルールを示す今の形としては最後となる大学生の就職活動=就活が本格的に始まり、千葉市で開かれている合同企業説明会には多くの学生が参加しています。
千葉市の幕張メッセで開かれている合同企業説明会には、およそ640の企業が参加し、開始前から多くの学生が列を作りました。
経団連が示すルールではことしの就活は、1日から会社説明会、6月から採用面接、という日程になっています。
人手不足などを背景に企業側の採用意欲は強く、先月初めの時点ですでに内定を得たという学生の割合が5%余りに上っているという調査結果もあり、実態としては採用の前倒しが一段と進んでいる形です。
参加した男子学生は「人生の分かれ道になるので、焦らずに企業を選んでいきたい」と話していました。
また、別の学生は「すでに1社から内定をもらっているが、自分に合うような企業をほかにも見てみたいと思っている」などと話していました。
この合同企業説明会には、1日だけで1万3000人の来場が見込まれています。
-- NHK NEWS WEB