うその裁判を知らせるはがきを受け取った神奈川県小田原市の50代の女性が和解金などの名目で現金およそ2000万円をだまし取られたことがわかり、警察は詐欺事件として捜査するとともに、同じようなはがきに注意するよう呼びかけています。
警察によりますと、先月、小田原市に住む50代の女性の自宅のポストに「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたはがきが届きました。
女性がはがきに書かれた連絡先に電話したのをきっかけに、訴訟相手の会社の担当者を名乗る男らに和解金などとして次々と金を要求されたということです。
女性は、コンビニエンスストアから4回にわたって合わせて2010万円を大阪と埼玉の指定先の住所に送り、だまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、「訴訟最終告知」などと書かれたうそのはがきに注意するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB