稀勢の里が横綱に昇進したことを受けて、所属する田子ノ浦部屋のちゃんこ鍋を再現したカップラーメンも人気を集めています。
このカップラーメンは、東京・港区の食品会社が相撲人気にあやかろうと、稀勢の里が所属する田子ノ浦部屋の協力を得て商品開発しました。
商品開発の際には、担当者が田子ノ浦部屋をたびたび訪れて、稀勢の里や親方らが試食をして部屋のちゃんこ鍋を再現したということで、パッケージにはにっこりほほえむ稀勢の里の写真が印刷されています。
会社によりますと、初場所の中日をすぎた今月16日から販売を始めましたが、優勝したあとの今週に入り、ネット通販で品切れになるなど売れ行きが好調だということです。また、今週は、横綱昇進で盛り上がる稀勢の里の出身地の茨城県内のスーパーなどで販売を強化しているということです。
商品の開発に当たった食品会社の牛込圭介係長は「稀勢の里は最も綱とりに近い日本人力士だったので、商品開発の協力を依頼しました。去年も年間最多勝だったので、いよいよ綱とりに手が届くのではないかと思い、相撲が盛り上がるこの時期に販売しました。横綱になってくれて本当にうれしいです。今後の活躍を楽しみにしています」と話していました。
-- NHK NEWS WEB