コンビニの24時間営業の見直しを求める動きについて、経団連の中西会長は6日、福岡市で開いた記者会見で、「働く環境に無理が出てきており、見直しは自然な流れだ」と述べ理解を示しました。
この中で、コンビニのフランチャイズ店舗の一部オーナーで作る団体が、24時間営業の原則を見直すよう求め、大手コンビニで営業時間の短縮実験を行うなどの動きが出ていることについて、中西会長は「働く環境として無理があるということから起こった話で、お客さんが少ない時間帯を外していくと理解している」と述べました。
そのうえで、「深夜や早朝でも現実にニーズがあるところには対策が別途、打たれていく。コンビニはしたたかな業界だと思っておりあまり心配はしていない。見直しは、ごく自然な流れではないか」と述べ、人手不足などを背景として24時間営業を見直す動きに理解を示しました。
-- NHK NEWS WEB