人気のテレビ番組「ウルトラマン」の放送が始まって50年がたったことを記念して、重さおよそ11キロの純金の像が作られ、25日、東京・銀座で披露されました。
この純金のウルトラマンは、銀座に本店がある貴金属店が製作し、25日、報道陣に公開されました。
この像は高さおよそ30センチ、11キロの純金を使って作られています。
職人が3か月をかけてウルトラマンの胸から上を忠実にかたどって作り上げたということです。
会場にはウルトラマンの着ぐるみも現れ、像と並んで必殺技の「スペシウム光線」を放つポーズをとって撮影に応じていました。
ウルトラマンは51年前の昭和41年にテレビ放送が始まり、怪獣から地球を守るヒーローとして人気を集め、番組の制作会社によりますと、これまでのシリーズで43人のウルトラマンが登場したということです。
記念の像は1体だけ作られ、価格は1億1000万円で、26日から銀座の店舗で展示されるということです。
また、このほか、ウルトラマンをデザインした純金の小判やプレートも販売されるということです。
企画したバンダイナムコエンターテインメントの担当者は、「ウルトラマンは放送が始まってから50年がたち、お年寄りから子どもまで世代を超えて親しまれるヒーローなので、関心が集まればと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB