25日午後、青森県平川市の3階建ての建物で、雪下ろしをしていた市の職員の20代の男性が転落し、搬送先の病院で死亡が確認されました。
25日午後3時ごろ、平川市小国にある農薬などを製造販売する会社が事務所として使っていた3階建ての建物の屋上で、建物を管理する平川市の20代の男性の職員がほかの2人と雪下ろし作業をしていたところ、下が吹き抜けになっている明かりをとるための窓から、12メートル下のコンクリートの床に転落しました。
男性は全身を強く打ち、病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
建物は、廃校となった学校を利用したもので、警察は、男性が雪下ろし作業中に誤って転落したと見て、当時の状況を詳しく調べています。青森県内では、昨シーズンも除雪作業中の事故で2人が死亡していて、警察は、雪下ろしを行う際は十分注意するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB