自動車レースの最高峰、F1が来週開幕するのを前に、東京都内の町なかをF1マシンが走行するイベントが開かれ、大勢のファンでにぎわいました。
このイベントは、今シーズンからホンダのエンジンを搭載するF1のレースチーム「レッドブル・レーシング」の来日に合わせて、企業などでつくる実行委員会が開きました。
イベントを前にファンとの交流会が開かれ、チームの代表を務めるクリスチャン・ホーナーさんが「すばらしいエンジンを搭載することができた。勝利に向けベストを尽くしたい」と意気込みを語りました。
この後、神宮外苑のいちょう並木で、東京都内の公道では初となるF1マシンによるデモ走行が行われました。
ハンドルを握ったのは、レースチームのマックス・フェルスタッペン選手らで、およそ1万人のファンが見守る中、F1マシンがエンジンのごう音をとどろかせながら、往復720メートルのコースを疾走しました。
コースの途中では、同じ位置で車体を回転させる「ドーナツターン」という技を披露する場面もあり、ファンたちから大きな歓声が上がっていました。
小学5年生の女の子は、「迫力がすごくてとても楽しかったです。今度はレースを見に行きたい」と話していました。
F1は、今月15日にオーストラリアで開幕し、日本グランプリはことし10月に鈴鹿サーキットで行われます。
-- NHK NEWS WEB