8日の中国上海の株式市場は、世界経済の先行きに対する懸念に加え、中国の貿易統計が市場の予想を下回ったことなどから、代表的な株価指数の終値が7日より4%以上、大幅に値下がりしました。
8日の中国上海の株式市場は、ユーロ圏の経済の減速傾向を受けて世界経済の先行きに対する懸念が強まったことに加え、中国政府が8日発表した貿易統計が市場の予想を下回ったことなどから、幅広い銘柄で売り注文が広がりました。
その結果、代表的な株価指数の「総合指数」の終値は、7日に比べて4.4%大幅に下落しました。
市場関係者は「上海の株式市場はこのところ連日、株価が上昇していたが、ニューヨーク株式市場などの下落に加え、中国の貿易統計の発表を見て、利益大幅にを確保しようと売り注文が広がったようだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB