エチオピア航空の事故で墜落した機体と同型機の「ボーイング737MAX8」について、中国やインドネシアなど、これまでに少なくとも9つの国と地域の航空会社が同型機の運航の一時停止を決めるなど影響が広がっています。
これまでに去年10月に同型機が墜落したインドネシアでは、国内の航空会社に対して同型機の運航停止と検査を指示したほか、中国では航空当局が国内の航空会社に対して一時的に運航の停止を求める通知を出すなどしています。
その後、新たにブラジルのゴル航空、メキシコのアエロメヒコ航空、アルゼンチン航空などがそれぞれが保有する同型機の運航の一時停止を発表しました。
さらに南アフリカのコムエアーとカリブ海のケイマン諸島のケイマン航空もそれぞれが保有する1機の同型機の運航の取りやめを発表したほか、シンガポールの航空当局は同型機のシンガポールへの離着陸は認めないとすることを明らかにし、墜落した機体と同型機の運航の取りやめが世界各地で相次ぎ、影響が広がっています。
-- NHK NEWS WEB